葛飾区で赤ちゃんが生まれたら

出生届の14日以内から、児童手当の15日特例、医療証、健診、予防接種まで。期限のあるものから順に並べ、どれが自動で届いてどれが申請しないともらえないのかを最初に分けました。窓口とリンクつき。

全21項目 ・ 最終更新 2026年9月7日

何もしなくても届くもの
乳幼児健診の案内(生後2か月ごろに個別通知)と、予防接種の予診票(生後2か月ごろに郵送)。届いたら日程を確かめてください。
申請しないともらえないもの
児童手当、子どもの医療証、かつしか出産応援給付金(5万円)、こんにちは赤ちゃん訪問。この4つは黙っていても始まりません。前の3つは同じ用紙で一度に申請できます。
妊娠中に受け取る受診票で決まるもの
産婦健康診査、1か月児健康診査、新生児聴覚検査。親子健康手帳(母子健康手帳)と一緒に渡される受診票がないと、窓口で自己負担になります。
  1. 生まれる前に(妊娠がわかったら)

    産後の助成の大半は、妊娠中に受け取る受診票で決まります。ここを飛ばすと、あとから取り返すのに手間がかかります。

    1. 妊娠がわかったら

      妊娠届を出して親子健康手帳(母子健康手帳)を受け取る

      窓口 保健センター、子ども未来プラザ、にこわ新小岩など

      手帳と一緒に「母と子の保健バッグ」が渡され、妊婦健診・産婦健診・1か月児健診・新生児聴覚検査の受診票が入っています。産後に使う助成のほとんどがこの受診票を前提にしているので、なくさないでください。

    2. 手帳を受け取るとき

      ゆりかご面接を受ける

      窓口 保健センター、子ども未来プラザ、児童館など

      保健師や助産師との面接です。産後の相談先が先につながるほか、産後ケアの案内もここで受けられます。里帰りの予定がある場合は、この時点で伝えておくと後の手続きが楽になります。

  2. 生まれてから14日以内

    出生届が先で、そのあとに手当と医療証が続きます。区役所と区民事務所では、出生届の窓口で児童手当・乳幼児医療証の申請もまとめて受け付けています。

    1. 14日以内

      出生届を出す

      窓口 区役所戸籍住民課、または区民事務所(出生・死亡・死産の届出は区民事務所でも扱います)

      生まれた日を含めて14日以内です(国外で生まれたときは3か月以内)。出す先は「父母の本籍地」「届出人の住んでいるところ」「生まれたところ」のどれでも構いません。持っていくのは、病院で医師か助産師の証明を受けた出生証明書つきの届書1通と、母子健康手帳です。届出人は父か母で、婚姻していない場合は母になります。父母が出せないときは、同居者、出産に立ち会った医師・助産師、法定代理人の順です。 名前に使える文字は常用漢字・人名用漢字・ひらがな・カタカナに限られます。2025年から戸籍にフリガナが載るようになり、一般に認められない読み方だと、その場で受理が決まらないことがあります。

      よくある質問: 出生届を出したいのですが、いつまでの届出が必要ですか 出生を届け出る際に必要なものはありますか 出生届の提出は、祖母が行ってもいいですか

    2. 出生届と同時に

      マイナンバーカードを申請する

      窓口 出生届を出した窓口

      出生届と同時に申請すると、通常より短い期間で受け取れます。1歳未満の申請は顔写真なしのカードになるので、写真を用意する必要はありません(発行から5回目の誕生日までは顔写真なしのままです)。顔写真つきで申請できるのは1歳の誕生日の前日からです。

    3. 生まれた月の月末までに

      児童手当を申請する

      窓口 区役所、または区民事務所

      申請しないと支給は始まりません。支給されるのは申請した月の翌月分からで、遅れた分をさかのぼって受け取ることはできません。原則は「生まれた月の月末まで」ですが、月の後半に生まれた場合は、生まれた日の翌日から15日以内に申請すれば、生まれた月の翌月分から支給されます(15日特例)。所得制限はなく、3歳未満は月15,000円(第3子以降は30,000円)です。父母のうち収入の多いほうが請求者になります。公務員の方は勤務先での申請です。

    4. 児童手当と同じ用紙で

      乳幼児医療証(マル乳)を申請する

      窓口 区役所、または区民事務所

      健康保険に入っている就学前の子どもが対象で、保険が使える診療の自己負担分が助成されます。児童手当と同じ用紙で申請できます。入院時の食事代や、健康保険がきかないもの(予防接種、診断書など)は対象外です。1か月児健診も医療証の対象外ですが、保健所から通知される乳幼児健診は無料です。

    5. 1年以内(同時申請が確実)

      かつしか出産応援給付金(5万円)を申請する

      窓口 児童手当・医療証と同じ窓口

      1歳未満の子どもを養育している人に、子ども1人あたり5万円が一度だけ支給されます。所得制限はありません。児童手当か医療証の申請と同じ書式で出せるので、別々に行く必要はありません。本人確認書類と、申請者名義の通帳かキャッシュカードが要ります。期限は対象になった日から1年以内です。

    6. 14日以内(国民健康保険の場合)

      赤ちゃんを健康保険に入れる

      窓口 勤め先、または区役所国保年金課・区民事務所

      勤め先の健康保険なら、手続きは会社です。国民健康保険の場合は14日以内に区へ届け出ます。医療証の申請には保険への加入が前提になるので、先に済ませておくと窓口が一度で済みます。

    7. 出生届の手続きとあわせて

      こんにちは赤ちゃん訪問を申し込む

      生後4か月になるまでの家庭に、助産師か保健師が訪ねてきて、体重を測ったり育児の相談に乗ったりします。申し込みはオンラインのフォームからです。赤ちゃんの体重が2,500グラム未満の場合は、この申し込みが低体重児届を兼ねるので、忘れずに出してください。里帰り先で訪問を受けたい場合は、滞在先の自治体に問い合わせたうえで、区にも申し込みます。

  3. 産後2週間から2か月ごろ

    2026年10月1日から、産婦健診と1か月児健診の助成が「都内共通の受診票」方式に変わります。9月30日までに受けた1か月児健診は助成の対象外なので、日どりを決めるときに気をつけてください。

    1. 産後2か月以内

      産婦健康診査を受ける

      窓口 東京都内の委託医療機関・助産所

      産後2週間ごろと1か月ごろの2回が目安で、1回あたり5,000円まで助成されます。10月1日からは事前の申し込みが要らなくなり、受診票を医療機関の窓口に出すだけになります。都外(里帰り先など)で受ける場合は受診票が使えないため、いったん自己負担して、あとから払い戻しを申請します。領収書と未使用の受診票は捨てないでください。

    2. 生後28日から41日まで

      1か月児健康診査を受ける

      窓口 東京都内の委託医療機関

      生まれた日を0日目として28日から41日の間に受けます。助成は6,000円まで、1回限りです。受診票は、2026年8月31日までに妊娠届を出した人には9月上旬から順に郵送され、9月1日以降に出した人は母と子の保健バッグに入っています。届かない場合は青戸保健センター母子保健係(03-3602-1387)へ。

    3. 新生児聴覚検査を受ける

      窓口 東京都内の委託医療機関

      生まれてすぐの時期に耳の聞こえを確かめる検査です。生まれつき聞こえにくい子は1,000人に1〜2人といわれ、軽度だと日常では気づきにくいため、早く分かることに意味があります。助成は3,000円まで、1回限り。受診票は母子健康手帳を受け取るときに渡されます。里帰りで都外の医療機関にかかる場合は、申請すれば助成を受けられます。

    4. 出産育児一時金を受け取る(国民健康保険の場合)

      窓口 医療機関(直接支払制度)、差額があるときは区役所

      国民健康保険の加入者には50万円が支給されます。多くの医療機関では直接支払制度が使え、出産費用に充てられるので手続きは不要です。費用が50万円に届かなかったときは、差額を区に請求できます。勤め先の健康保険に本人として1年以上入っていて、退職後半年以内に出産した場合は、そちらへ申請します。

    5. 産後1年未満

      しんどいときは産後ケアを使う

      窓口 契約している施設(宿泊・通所・訪問)

      基本利用料は無料です。宿泊型は産後4か月未満で7日まで、通所型と訪問型は合わせて7回まで(多胎の場合は10回)使えます。子どもを預けるだけの利用や、家事の支援としては使えません。キャンセルは前の営業日の11時まで(訪問型は15時まで)に連絡が要ります。

  4. 生後2か月から

    ここからは、区から届く案内に沿って動く時期です。申請が要るのは、ひとり親の手当と保育園の申込みくらいになります。

    1. 生後2か月

      予防接種を始める

      窓口 区内の指定医療機関

      生後2か月になる頃に予診票が郵送されてきます。この月からロタウイルス、B型肝炎、小児肺炎球菌、5種混合が始まり、間隔の決まりがあるので、届いたらすぐ医療機関に予約を入れるのが確実です。BCGは生後5〜8か月、水痘とMRは1歳からで、予診票はその都度届きます。

    2. 生後3〜4か月

      乳児健康診査を受ける

      窓口 地域の健康診査会場

      生後2か月を目安に、対象の家庭へ個別に通知が届きます。オレンジ色の封筒です。会場は地域ごとに決まっていて、2026年4月から一部の会場が変わりました。このあとは1歳6か月児健診、3歳児健診と続き、いずれも通知が来ます。

    3. 同じ月齢の親子と話せる場に出てみる

      窓口 保健センター、子ども未来プラザなど

      「2か月児の会」や育児学級、育児相談があります。健診とちがって行かなくてもよいものですが、最初の数か月は家の中で完結しがちなので、外に出る口実として使えます。

    4. ひとり親の場合は児童育成手当も申請する

      窓口 区役所

      父母が離婚した、父または母が亡くなったなどの場合に、児童手当とは別に受けられる手当です。児童手当と同じように、申請した月の翌月分からの支給になります。

    5. 保育園を考えるなら秋の募集を見る

      4月入園の1次募集は秋に受け付けます。0歳児クラスは生まれた月によって申し込める年度が変わるので、生まれてすぐの時期に一度、募集の予定人数と申込の日程を見ておくと慌てません。

  5. 窓口に行けないとき

    1. 水曜の夜間延長と、月1回の日曜開庁を使う

      窓口 区役所(一部の業務)

      毎週水曜日は一部の業務を19時30分まで、毎月1回の日曜日は9時から12時まで開いています。ただし夜間・休日の窓口では戸籍の届書は預かるだけで、受理が決まるのは翌営業日です(受理日は出した日になります)。不備があると後日連絡が来るので、届書の余白に電話番号を書いておいてください。

    2. 里帰り出産のときは、先に区へ伝えておく

      母子健康手帳がないと出生届が出しにくい、都外の医療機関では受診票が使えない、といった行き違いが起きやすいところです。妊婦健診・産婦健診・1か月児健診・新生児聴覚検査はいずれも、いったん自己負担して後から払い戻す形になるので、領収書と未使用の受診票を必ず取っておいてください。

      よくある質問: 里帰り出産で母子手帳がありません。コピーでも出生届はできますか 国外で生まれた子の出生届を出したいのですが

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